空想沖縄見聞録

渡嘉敷島。

半月前は、がら空きだったフェリーとビーチでしたが、
昨日は海開きとあって、大盛況。


テープカットならぬ、コンブカットのセレモニー。
マラソンのゴールシーンのように、子供たちが走ってコンブのテープを切って、
そのまま海へ一直線。
のはずが、さすがにまだ肌寒い四月。
コンブを切ったあとは、波打ち際でみんなストップ。


ヘリコプターからの海難救助訓練や、
慶良間太鼓、琉球空手演舞、エイサー、カチャーシー、フラダンスなどもあり、
なかなか華やかなお祭りでした。


今回はカメとは出会えませんでしたが、
クマノミはもちろん、
ハマフエフキやイラブチャーなど、
美味しそうな魚もたくさん泳いでいました。



渡嘉敷名物・まぐろジャーキーを購入。

売店のお姉さんとの会話。

『今日帰り？』
『はい』
『どこの民宿に泊まったの？』
『友達の家』
『誰？』
『なになにさん』
『あー、あの人ね』

CMコピーの通り、
沖縄は家族。
渡嘉敷は家族。


ここでは時間がゆったりしっとり流れ、
日々のせわしない暮らしが、疑問に思えてくる。

悠久の琉球王国の人々。


とてもいい島だと、しみじみと感じます。